私は月に1回、歯医者さんに行っています。 歯が痛くなってから歯医者さんに行くのは治療医療です。 痛くなくても、毎月定期的に歯医者さんに行って、歯石を取ってもらったり、歯磨きの指導をしてもらうのがアンチ・エイジングの基本です。 1ヶ月間で、歯磨きのクセで歯ブラシが当たっているところと当たっていないところが出てきます。 それを歯医者さんに指摘してもらうと、次の1ヶ月間はその部分を気をつけてることができます。 前回注意されたところはよくなっても、今度は別のところにブラシが当たらなくなります。 ですから、毎月行くことが大切です。 私は歯医者さんでいつもかみ合わせのチェックをしてもらいます。 かみ合わせが少しズレるだけで、体全体のバランスが悪くなります。 たとえば、犬歯の1ヵ所が当たりすぎると、体がストレスを感じて股関節が固くなるのです。 犬歯を少し削ってみてかみ合わせをよくすると、股関節がやわらかくなります。 かみ合わせは日々動いています。 それに体が適応しようとして、どんどんズレていくのです。 かみ合わせを直すことで、体のほかの病気も防ぐことができます。 私の母親は審美歯科に行っては並びを直したら、とても元気が出ました。 歯並びを直すことで、自信が生まれて行動力がわいてくるのです。 医師の治療、手術も一流の医師は治療も手術も速いです。 そうしないと合併症等、生ずるリスクが高くなってしまいます。 「なぜあの人は10歳若く見えるのか」中谷彰宏 著より |
咬み合わせ不調による症状がある場合等の時は、現在の咬み合わせの分析を測定機械やレントゲン等で検査・診断をして原因を一緒に考え、治療方法をアドバイス、提言して計画的な治療を行います。豊富な治療経験をもとにスピーディーでクオリティの高い治療・処置を行っております。
この様な患者様の場合は、咬み合わせの分析を十分してから、計画的に治療をしないと必ず咬み合わせの異常をきたします。
刑務所に長くいたせいで、口腔ケアがおろそかになりがちだった。 なにしろデンタルフロスも歯間ブラシも持ち込めなかったので、毎食後に歯磨きをして(工場就業日の昼は磨けず)、爪楊枝で全部の歯間をゴリゴリやって、なんとか口腔ケアをやっているという状態だった。 さすがに歯にはプラーク(歯垢)がつきまくっていて、茶渋などで汚れていた。 出所後の会見の時にカメラマンが倒れた歯が見えているシーンを狙っていたのは意地悪だなあと思ったものである。 2週間ほどしてかかりつけの歯医者にやっと行けて、プラークを取ってももらい、それなりに奇麗な歯になった。 実は四半期に一回はプラークを取りに行ったほうが歯周病予防になるのである。 ヨーロッパの一部の国は半年~1年に一度はプラークを取りに行くことが義務づけられていて、それを怠って虫歯なり歯周病になっても保険適用されないという厳しいルールを課しているところもあるくらいだ。 それくらい、セルフの歯磨きでは歯周病を予防することはできない、という統計データがあるのだ。 虫歯は治すことができる。削って埋めれば良い。そうすると、もうその部分は虫歯にならない。歯磨きの習慣を何十年も続けていれば、今まで虫歯になったことのない歯が突然虫歯になることもほぼあり得ないらしい。 となれば一番怖いのは歯周病である。歯周病が進行すると、ある日突然歯がボコッと抜けてしまう。 そうすると入れ歯かインプラントにするしかないのである。 また、歯周病菌は口腔内から血管を通じて全身に感染し、いろいろな病気の原因になっているらしい。 つまり、歯周病の予防には毎日の歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシはもちろんのこと、定期的に歯医者に通ってプラークを除去してもらうことが大事なのである。逆に言うと、そういうケアをしていれば歯周病が進行することはないだろう。 更に次に怖いのが歯が割れることだ。モノを食べている分には大して加重はかからないのだが、歯と歯が直接ぶつかると、上下の歯がダイレクトにぶつからないように緩衝的な役割りをしていた犬歯がすり減って、歯軋りが激しくなり、70代近くで割れてしまうことが多いらしい。 その予防のために、私は犬歯をレジンで継ぎ足している。また最近はマウスピースを作った。これはホワイトニングのためでもある。ホワイトニング自体が歯周病予防に役立つわけではないが、奇麗な歯になることで口腔ケアに自然と意識が向うこともあるし、毎日つけて夜寝ている間にホワイトニングするので、歯軋りの防止にもなるのだ。 数千円でマウスピースは作れるし、ホワイトニング用の溶剤もネット通販とかで気軽に買える。奇麗な歯になって歯周病を予防すれば高齢になっても病気と無縁だったり認知症になりにくかったり、元気で長生きする確率があがるらしいので、ぜひ読者の皆さんもこれをきっかけに目覚めてほしい。医療費の削減にも大きな効果がある。 週刊朝日「週刊ホリエモンのシャバ日記」より |
歯周病の発生要因
細菌因子 | 歯周病菌をかかえこむ歯垢(プラーク)が問題 |
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環境因子 | 喫煙、ストレス、不規則な生活などの生活習慣 |
生体因子 | 老化や遺伝などに加え、糖尿病や肥満、骨粗しょう症も |
歯・口腔の病気→全身に影響 発音障害(話す言葉がわかりにくい)
全身 | 敗血症 頭痛 肩こり 内臓の不調 栄養障害 |
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妊娠 | 早産 低体重児出産 |
消火器・呼吸器の病気 | 胃炎・胃潰瘍 誤嚥性肺炎 お年寄りの肺炎の原因菌は口の中に潜んでいる |
循環器の病気 | 心内膜炎 心筋炎 動脈硬化 |
皮膚の病気 | 皮膚炎 皮膚炎も口の中に原因がある場合もある |
代謝異常の病気 | 糖尿病 歯周病を治療すると血糖値が下がる場合もある |
酸蝕歯(さんしょくし)とは、歯を保護するエナメル質が減少してしまうことを言います。アメリカでこの病率が高くなっている恐れがあることが明らかになったそうです。
酸蝕歯になる原因は、清涼飲料水やスポーツ飲料水などごくありふれたものに含まれる酸が引き落としているとされています。また、一部の薬剤の定期的な使用も原因になっているそうです。
このような酸は、極めて侵食性が高く、虫歯の病原菌も生きていくことが困難になるほど強力だといわれています。初期の段階では、痛みが伴わないことや、エナメル質が滑らかになって光沢が出てくるなど、自覚症状がないことが多いので、深刻な状態になるまで気が付きにくいのが現状です。
ダイアグノデント
探針
◆ レーザーによるむし歯の程度のチェック
◆ むし歯にかかるリスク(カリエスリスク)のチェック
◆ 口臭検査
ダイアグノデントは1mm以下の微弱なレーザー光を 歯質に照射し、その反射光で齲触の度合いを測定しますので、 歯質を傷つけることなく、齲触を検知することができます。
ライトプローブ ペリオで歯肉縁下のポケット内の状態を敏感に検知します。
当医院では、口腔内のクリーニング(歯石・歯垢除去)後、フッ素を塗布することで、歯を強くし、虫歯予防をします。さらに、必要に応じて、ドイツ製の機械で、ミント味のパウダーを用いてジェットクリーニングを行って、悪くなってから治すのではなく、悪くなる前にチェック・管理をして、より虫歯予防を心がけていただくようにしています。
当医院では、かぶせる物、入れ歯、インプラント等の治療は、説明をしました後に、色々な材料の中から自由な組み合わせで選んでいただいて、了解をいただいた上で治療に入ります。
咬み合わせがよくない方、多くの歯の治療をしてかぶせる必要がある方、多くのインプラントが必要な方、多くの歯がない方など、計画的に治療する必要がある場合は、顎の位置、動きをこのような器具で計測して、機械につけて作る必要があります。
当医院ではこのような方法で治療を行っています。